名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
博愛。それは、一切の森羅万象を差別することなく、公明正大かつ包括的な視点から見て、その全てを平等、公正に考えることである。
孔子、
ブッダ、
キリスト、
このレベルの人間なら、これが出来る可能性が高い。しかし、2000年以上も前の彼らの実態を、現代の我々が正確に把握しているとも限らない。だが、合理的ではある。今よりも遥か昔の時代にあって、今の世にないものと言えば、『時間』である。
時間というものは、使い方によっては、人を聖人に昇華させることもある、最大の財産である。
例えば、
として、ブッダ、つまり釈迦(ゴータマ・シッダールタ)は、
『ブッダ(悟りを開いた者)は、私だけではない。全ての人が悟りを開けるのだ。』
と言った。その為に必要なのは『内観』であり、それを行うには『時間の確保』が必要である。これが、現代の人間が作ろうと思えば、まず作れない。
電力王、松永安左エ門は言う。
松永安左エ門の言う様に、時間を確保するということは、現代人の生活においてオーソドックスではないのだ。ブッダ(悟りを開いた者)らなら、
『犬も鳥もアメンボもミジンコも、敵も味方も何もかも、一切の森羅万象が平等であり、差などない。』
という結論に至ることが出来るが、そこに到達するのが、大変なのだ。傲慢不遜な人間など、一生出来ない可能性がある。松永安左エ門の言う様に、一度、その鼻っ柱をへし折らなければならない。そうじゃなきゃ、『内観』の時間を確保することは出来ないだろう。
ゲーテは言う。
フランスの哲学者、パスカルは言う。
しかしこの言葉を真正面から受け止める勇気のある人は、ごく稀である。私の周りにもこのような人間は皆無と言っていいだろう。『私の知っている人』にまで範囲を広げてもそうだ。そのような人はほぼ『偉人』だが、アスリートやノーベル賞受賞者といった人以外、現存する偉人にそのような人がいるのは見たことがない。だが、それでいい。そのような話をしているのだから。『博愛』という『最も大きな勇気』を持っている人間の話だ。往々にして人々の愛の規模は、自分とその身のまわりの人だけに留められている。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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