名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
ある時、バイク事故で瀕死の体験をした、北野武はこう言っていた。
『脳って怖いよね。ふと目覚めたらさ、目の前が病院ってことがあるんだもん。周りで時間は経ってるけど、自分の脳は気を失って、気づいたら急に病院だからね。俺はたまに思うんだけど、もしかしたらこれも夢なんじゃないかなって。何が現実なのかわかんなくなるときがある。もしかしたら今も病院にいてさ、目を開けたらいつもそこが病院なんじゃないかっていう。だから今でも寝てるときは、薄目を開けて確認するときがあるよ。(ああ、病院じゃないんだ)って。』
キケロの言葉を考えた時に、ふと北野武のこの言葉を思い出した。有限である生命に与えられた時間と、自分の脳で感じている感覚が違う。自分はいずれ死ぬのかもしれないけど、脳には、今まで楽しかった思い出や、焼き付いている楽しい印象があって、それが失われることがなく、もしかしたら自分の命も、このままずっと続いていくんじゃないかという、そういう錯覚を覚えるのである。
我々すべての生命は、いずれ必ず、間違いなく終わりを迎える。その時に、少しでも脳裏に焼き付く情報があるなら、それは、命を使い切ったことになるのかもしれない。自分の人生の最後に上映される、走馬灯。その映画を最高のものにする為に、今日も明日も、命を燃やして、多くの素晴らしい経験をしていきたい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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大久保利通『国家創業の折には、難事は常に起こるものである。そこに自分ひとりでも国家を維持するほどの器がなければ、つらさや苦しみを耐え忍んで、志を成すことなど、できはしない。』 パブロ・ピカソ『絵を描くのは美的活動ではない。この敵意に満ちた奇妙な世界と我々の間を取り次ぐ、一種の魔術なのだ。』 林語堂『物事を完成させるという、尊い考え方と共に、手をつけずに放っておくという、尊い考え方もある。人生の知恵の本質は、不必要なものを取り除くことにあるのだ』
関連する『黄金律』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』