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北野武『どうせ死ぬんだから、せめて生きている間は楽をしよう、という考えは僕の場合逆でさ、どうせ死ぬとき楽になるんだから生きている間はとことん辛く生きよう、というのが僕の考え。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

偉人

ふむ…。

運営者

考察

私と同じ考え方だ。私が彼と同じだけのエネルギーを放出できているかどうかはさておき、同じ考え方だ。私も常々そう言い続けてきている。例えばルノワールのこの言葉の記事に、

 

書いたのはこうだ。

『どうせ人は死ぬ。それだけでもう十分な拘束になるだろう。だからせめて、生きている間は、自分の自由に生きるのだ。』

 

これは決して『だから銃を乱射して自殺しても俺は自由だ』という無責任な発言ではない。北野武と同じような発想が根幹にあるのである。また違う場面で部下に言っているのはこうだ。

『老人になったら、動きたくても動けないぞ。例えばお前も病院についてきたからわかっているように、俺の祖母は、何もない場所で躓いて、捻挫し、ああして病院に入院した。ああいうことが、頻繁に起きるのだ。動きたくても動けない。それを、年を取ってから強制的に思い知らされるのではなく、今から理解して、今やるべきことから目を逸らすな。今にしか出来ないことが、あるのだ。』

 

つまり、人間というものは、放っておいたら『楽』をしてしまうものである。そもそも、仕事も勉強も全て人為的であり、元々はなかった。動物やその他の生命の様に、ただ生きて、死んでいくのが生命のあるべき姿だった。だが、人間だけはそうしなかった。それは人間に心があるからだ。心があるからこそ、人為的な一切のものが出来た。そして、前述したような歪曲した心が生まれ、犯罪も起きるようになった。しかし人間は、それを『制御する』力も持っているわけである。だとしたら、制御できない人間は、人間として一人前ではない。

 

ダンテは言った。

 

それはつまり、『克己心』である。我々すべての人間は、自分の心と頭をコントロールし、それを優良な方向に向けていき、この地球を管理する責務を負っている。まさか、人間が『地球の覇者』だと思っているわけではあるまい。違う。『地球の管理人』なのだ。だとしたらその管理人がやるべきことは何か。怠惰か。楽を求めることで、それでいいのか。私利私欲の暴走はどうだ。その他の存在を負の闇に引きずり込むことはどうだ。どうせ死ぬんだ。生きている間に、命を使い切りたい。そしてそれが一体何を意味するかということについて、真剣に考える時間を確保したい。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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トーマス・マン『幸福とは愛することであり、また、愛する対象へ、時としてわずかに、心もとなく近づいてゆく機会をとらえることである。』 鈴木敏文『流れに乗って、変化を先取りしていくことが重要だ。』 ピタゴラス『人間の心は三つの部門、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。知力と情熱は他の動物にも具備するも、理性は人間のみ具わる。』

 

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『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

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