名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
まず男に言うべきなのは、30代前の女性と40代前の女性の時間を無下にしてはならないということ。彼女らはとても大事な時期だ。決して気があるそぶりをしてたぶらかし、あるいは結婚の確約をしないでなあなあに時間を過ごしてはならない。女性の人生をきちんと考えるのが男の役目である。特にその年齢の女性を相手にするときは、たとえ無意識に、生理的に下心が湧いても、決して遊び半分で手を出してはならない。
私もそれがよくわかっているつもりだ。少なくとも現時点ではそういう罪深いことはしていない。だから、相手が『妄想』でもしていない限り、私には今恋人はいない。器の小さい10代の頃は、そういう『妄想』に対し、もっときつい言葉で罵倒し、自分の自由を奪う『敵』だと認識していた(ストーカーだと騒ぎ立てた)時期があったが、女性の『妄想』を責めてはならない。女性は、『恋』する生き物なのだ。それを理解したうえで、もし相手とつき合ったり結婚する気がないのであれば、時には冷たく見放すようにすることも相手への愛情だ。健気な『恋心』をもてあそんで無下にするより、ずっといい。
『恋』は奪うもの。『愛』は与えるもの。
私は、『愛』こそは人に注ぎたいが、相手のすべてを奪い去りたいという強い衝動に駆られることは、あまりない。もちろん、今はそんなことを考えている暇がないということも、大きく影響しているだろう。このまま仕事に生き、結婚をしなければ、私は後悔するだろう。それはどちらかというと、『子孫へのバトンタッチ』という人間の最大の使命を全うできないからだ。だが、だからといって自分の気持ちに嘘をついて結婚するほど、おちぶれるつもりはない。自分を貫き、その延長線上で出会った人間と心底から共鳴し、凸凹を埋め合う形で、支え合い、結婚するのが望ましい。
それに人間、いろいろあるのだ。生まれ育った環境が違う。親をリスペクトし、親がいつまでも仲が良ければ 、
親のように素敵なカップルになりたい
と思うし、親が教育や育児を放棄し、あるいは虐待し、離婚し、倫理が破綻していれば、それを『反面教師』にし、
決して親の様にはならない。教育が人間の運命を決める
という強い気持ちが固まるだろう。前者と後者とでは、生きる目的が違うのだ。もちろん例外はあるが、彼ら、彼女らは必然的には結ばれないのである。正直に言って私の場合は、決して『両親のような親になりたい』とは思わない。
彼らの愛情はもちろんかけがえがなく、伝わったが、しかし、間違っていた。何しろ私は、宗教を強要され続け、『従えないなら出ていってもらうしかない』とまで言われたのだから。だから私は、結婚をすることも、宗教が絡んだ結婚式を挙げることも、人一倍思慮深く考えてしまい、安易には出来ないのだ。
深い部分に触れず、表面上だけ合わせて幸せなカップルを演じるのは簡単だが、それではだめだ。例えば女性なら、彼女らは焦っているのだ。
そういう風に考えている人間の表面は皆、同じだ。『その後』のことを考えていないし、それによる『深層部』は考えない。だからそこが『ピーク』になって、後になって災いを呼んでしまうのだ。もう一度言おう。表面だけ合わせようとしている人間は、深層部を考えない。焦っているからだ。仕事でも教育でも金儲けでも何でもそうだが、焦るといい結果は生まれない。だが、彼女らを責めてはならない。彼女らも、たった一度の人生なのだ。彼女らとて、時間制限さえなければ、焦ることなどなかった。
アイルランドの劇作家、バーナード・ショーは言った。
しかし本当は、”自分本位”で一方的だったり、”何か”に焦って表面的だったりすることをやめ、生きる目的が共鳴し、凸凹を埋め合えて一つの形となれる、最愛のパートナーと結婚し、子孫へと命を繋ぐことが望ましい。その為に自分が『やるべきこと』とは何かを考えるのだ。『やりたいこと』を考えている人間は、何をやっても、思い通りの結果は生み出せない。人間は(無理やり)結婚しても後悔するし、(理想を高く掲げ過ぎたり、意地を張って)結婚しなくても、後悔する。
関連リンク:ソクラテス『結婚をするべきか、結婚しないべきか。どちらを選ぶにしても、後悔するだろう。 』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
Pickup名言