名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
人生は、『有限』である。しかし、人間の想像力は、『無限』である。ここに有限と無限がある。いやもしかしたら、『有限だからこそ無限』なのかもしれないのだ。不老不死のイメージは何度かしたことがあるだろう。映画でも何でもいいが、とにかくしたことがあるはずだ。しかし、客観でも主観でも、そこに見えたのは『永遠のパワー』だろうか、それとも『虚無』だろうか。
『花火』は?あれがもし『無限』だったら?人は本当におめかしをして、そこにロマンを見出し、うっとりと見とれて、恋人と寄り添い、家族と団らんし、美味しい酒を飲めるだろうか。不老不死の身を手に入れて、宇宙空間で死ねずに永久にさまよう人間の姿を想像したとき、そこにあるのは『厳かさ』ではなく『虚無』だ。
ドイツの小説家、トーマス・マンは言った。
我々は、『有限だからこそ無限』のエネルギーを捻出するのかもしれないのだ。無限の存在にはなれない。しかし、なれないからこそ、『なれないものに憧れる』人間の特性が、極度の渇望感を覚え、そこに無限のエネルギー源が捻出される。まるで、渇いたスポンジが、際限なく水を吸収していくイメージで、我々は、有限の命を、無限に生きるのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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