名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
期待しなければ、『裏切られた』と思うこともない。そんなことがわかる古典の一節がある。『『中国古典』の教え』の『史記』にはこうある。
『地位が上がったり下がったりすることによって、付き合いの深さが良くわかる』
こちらが調子のいい時は放っておいても人は集まるが、落ち目になると、さっと去っていく。遥か昔から今において、変わることのない愚かな習性である。(中略)『だが、初めからそれが人情だと心得ていれば、人が寄ってきたからといって喜ぶこともないし、去っていったからといって嘆くこともないのである。』
私は理想が高い方だ。極めて高いと言っていい。だから、関係が近くなればなるほど高い理想を求める傾向があり、そしてその度に、相手がその理想についてこれなくて、『温度差』を感じ、(実際に温度差という言葉を使う人間もいた)関係が切れていった。私としては、表層的な人間が死ぬほど嫌いだから、別に理想通りに行かない人間関係なんだったら、つるんでいても仕方がない、という発想をするわけで、それが悪い事だとは一寸たりとも思わない。これは、かつて、一瞬妥協しかけた時、恩師が割って入り、『仲間に対して求め過ぎなんて言うことは無い』と言ってくれたことで、確実なものとなったのである。参照(『弟子の孟子が自暴自棄という言葉を創った。それに当てはまらない者はいるか?』)
もし『裏切られたくない』と思うのであれば、串田孫一の言う通りだ。しかし、私は今日も明日も、吃音症の部下に裏切られ続けるだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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