名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『限界効用の逓減』とは、例えば、仕事終わりの一杯目のビールは最高に美味いが、二杯目、三杯目とその味が落ちていく現象の事である。つまり、効用には限界があって、それは逓減していくのである。私はこの概念を知った時、鳥肌が立った。私はこのテーマを、『夏休みの違和感』として、中学時代から抱えていたのだ。
夏休みになると、同級生が楽しそうに学校を後にしていく。しかし、私はというと全く楽しくない。なぜなら、私は普段から学校の授業をさぼっていたからである。そして、 聖書の『伝道者の書 5章』にあるこの一文。
『見よ。私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、食べたり飲んだりすることだ。これが人の受ける分なのだ。実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。』
これはまさしく、このテーマについて書かれている内容だという事が発覚したのである。これが、長い間私を悩ませてきた宗教問題において、その問題を難解複雑にさせていた要因の一つである『聖書』について、『聖書は解読できる』と知った、最初のきっかけである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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