グルーチョ・マルクス『自分を気づかうことだ。自分には自分しかいないのだから。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう！

考察

グルーチョ・マルクスがいなければ、ウディ・アレンは存在していなかったと言われている。マルクス兄弟の1人、ニューヨークにおいてユダヤ人のユーモアを確立させた人物である。

結局は自分だ。どんなに人に配慮して、優しい人間を装ったとしても、例えば太宰治からすればそれは、

ということなのである。だが、だからといってそれについて憂う必要はない。

吉行淳之介は言う。

生きるという事は、そういう事だ。

別役実は、

と言ったが、自分の事を考えるという事は、人間の生きる根源なのである。逆に言うと、『自分を気遣うな』と言っても結局気遣うだろう。気遣うから安全運転をするし、眠るし、食べるし、洋服を着て外に出る。それらを怠るならばあっという間に社会やこの世からおさらばすることになる。どちらにせよ、気遣うのだ。

関連する『黄金律』

『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『「生きる」ということの本当の意味とは。』