名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
細心であることがなぜ『悪魔』のようであり、大胆であることがなぜ『天使』であるかだ。細心というのは、細かいところまで気を配ること。
黒澤明は、
とも言って、例えば、作中で読まれることのない、封筒の中の手紙までスタッフに作り込ませた。この様な話は腐るほどあって、だとしたら、彼と同じ現場にいた人間は、求められるプレッシャーというものは、適当にやっている人間のそれとは、桁違いだっただろう。
大胆というのは、思い切りが良くて、度胸が据わっている様を指す。細かい部分にまでこだわりを追及されることが『悪魔的』であると表現することはなんとなくわかるが、大胆であることが『天使的』であるということは、首をかしげざるを得ない。考えられるとしたら、『天真爛漫』とか『自由奔放』といったような、何にもとらわれない、開放的なイメージだ。つまり、メリハリを大切にするべきであるという教えが、垣間見えるのである。
山本五十六は、
と言ったが、細部へのこだわりを、客にいちいちひけらかさないという、『内外の寛厳のギャップ』に重きを置けというイメージで間違いないだろうか。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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