名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
自分が理解していないことは、活発化も出来ないし、制御も出来ない。例えば、あるテレビ番組のワンシーンだ。ゲストで来ていた武道家が、女性出演者に対し、目の前に積まれた重い荷物を『持ってみてください』と言うのだ。当然持ち上げることは出来なかった。男でもなかなか大変そうな荷物だった。しかし、次の瞬間、武道家がある『コツ』を教えた。すると女性は、軽々とその荷物を持ち上げることが出来たのだ。一体どういうことなのだろうか。これは手品でもトリックでもない。全ては、『力の顕在化』のコツなのだ。
では次に、『線路の上で止まってしまった車』を想像してみよう。どうにかしてこの車をどかさなければならない。周りには人がいない状態だ。では、どうやって車を動かすことが、最も最善の方法になるだろうか。
- 1:足で地面を踏ん張り、手で押す
- 2:体重を後ろに移動させながら、手で引っ張る
- 3:脚で地面を踏ん張り、背中とお尻で車体を押す
正解は、『3』である。『足』ではなく『脚』と書いているところもポイントで、人間の筋肉で一番大きな筋肉は、『背中と太もも』なのである。従って、『3』の力の使い方が、最も大きなパワーを生み出す『力の顕在化』方法なのだ。
その武道家も、あるいはよく見る合気道の投げ技も、全てはこのような『力の顕在化』についてのからくりを理解することが、絶対軸にあるのである。これらを理解していなければ、『顕在化』は難しい。同じように、これらを理解していなければ、『制御』も出来ないのである。私の知人には、喧嘩の際、よく自分の手を骨折してしまう人間がいた。彼は、『理解していなかった』のだ。自分の筋肉と、骨の耐久度の限界値を。従ってパンチの際によく骨を折ってしまっていた。その代り大きなダメージを与えることが出来たが、割に合わず、かつ長続きしないやり方なのである。まずは『理解する』ことが重要だ。
『われわれが理解しないことは制御しがたい。』
また10代の頃私は、私有地で友人の原付を無免許で乗ろうとしたとき、免許を持っていないものだから操作方法がわからず、思い切りアクセルをふかしてしまい、前輪が大きく浮いてしまった。それに焦った私は思わず手に力が入ってしまい、さらにアクセルをふかしてしまった。すると原付はウイリーした状態になり、前輪が大きく浮かび上がって、そのまま数メートル前に暴走してしまって、あわや大惨事となった。なるほど。われわれが理解しないことは制御しがたい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
吉川栄治『登山の目標は山頂と決まっている。 しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にある。』 フォイエルバッハ『人間が宗教の始めであり、人間が宗教の中心点であり、人間が宗教の終わりである。』 ジョージ・ハーバート『学問への愛と金銭への愛は、めったに一致しない。』
関連する『黄金律』
『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』