名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
私と部下の話をしよう。私は金持ちでもないし、部下は貧乏人ではないが、それぞれが『紙一重』にあると言っていい。私はポジティブだ。積極的で、前向き。部下はネガティブだ。消極的で、下向き。まあ、現時点で丸6年教育し続けて、少しくらいはそれが上向きになっていると言っていいが、まだまだ教育の手を緩めることなど出来ない。(追記:さらに4年が経ち、10年となったが、全く彼への評価は変わっていない)
私は、学習の対象の幅が広い。『四聖』に数えられる、孔子、ソクラテス、ブッダ、キリストから始まり、世界の偉人たちはもちろん、洋書だろうと和書だろうと、どんなジャンルだろうと関係ない。そして、漫画やアニメ、映画だろうと関係ない。スポーツ界だろうと、エンタメ界だろうと関係ない。
なぜならそれらの媒体の背景には、それに携わったその道のスペシャリストがいる。彼らから学べることは山の様にある。それは当然の発想である。まさか、レオナルド・ダヴィンチやミケランジェロは良くて、手塚治虫や鳥山明や尾田栄一郎は見下すということにはなるまい。そんなことには絶対にならない。そういう自然の発想である。
しかし部下は、それらの創作物を『単なる娯楽の漫画』だと捉えていた。だから本来学ぶ意志があれば学べるところで、彼は学習できていなかった。彼は言った。
学ぶと言う字は、本来『まねぶ』から来ている。つまり、『真似をする』、『吸収する』、『盗む』というところが、学習の根幹にあるのである。だとしたらどんなことからも『吸収する』ことが出来るはずだ。まさか、『学校で出て来る教科書』だけを書き写して暗記することが、学習だと思っているわけではないだろう。そういう発想が重要である。
つまり、この世のどんなことですら自分の為になる学習材料だ。しかし、そうは考えないのがここで言う『貧乏人』だ。彼らは文字通り、貧しい。何しろ、あちこちにあるはずの学習材料や財産が、『無い』と思っている。コツェブーが言う『従兄弟やおばさん』は、もしかしたら実際の人間のそうした人間関係の話をしているかもしれないが、この様な解釈でもつじつまが合うようになっている。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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