名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
足りない、足りない、まだ足りない。そうして要素に新たな要素を取り入れていって、その要素を完璧なものに仕上げようと画策する。しかし、いくらその要素を創り上げていっても、その作業に終わりが来るときは来ない。だとしたら、完璧など存在しないのか。そんなイメージが頭をよぎるはずである。
しかし、宮沢賢治は言った。
だとしたら、『それ』こそが完璧な姿なのであるというイメージも頭をよぎることになる。『完璧が存在しない』、『永久の未完成』、それがこの世の完璧な姿なのである。だとしたら、サン・テグジュペリの言う通りだ。この世に削るものなど何一つないということを知った時、人は、この世が何であるかを悟るのだ。
『エネルギー不変の法則』というものがある。この世は、人が死んでも、物が燃えても、形が変わるだけで、エネルギーの総和は変わらないのである。だとすると、がれきも排泄物も、ゴミも石ころも、枯れた花も草木も、全て同じ、『エネルギーの一つ』ということになる。人間が想像できる、究極の境地だ。いや、人間だけだったということを悟るだろう。この世で自分たちの種族だけが特別であり、完璧を目指せると思っていたのは。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
Pickup名言