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シェイクスピア『神々は正しい、そして我らの快楽の悪徳を、我らに呵責を与える道具とする。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

『呵責(かしゃく)』とは、厳しい目を向ける、厳かに咎めて叱ることを意味する。『良心の呵責』とは、良心によって、自分の心が悪に逸れた時、心が痛む、等という時に使用する言葉である。我々は、『快楽という悪徳』に心を支配される時、あるいはその後、良心の呵責に苛まれ、罪悪感を覚えることがある。それでいいのだ。それがあるからこそ、人は歩くべき道の中で、それ以上行ったら崖で、それ以上行ったら行き止まり、ということを理解し、確かな道を見出すようになる。

 

 

その背徳感があるうちは、人間だ。(道を逸れている)と自覚しているなら、それはまだまだ人間だ。中には、(この道こそが我が道だ!)と言って、人を殺して自分も自殺するような人がいる。それが本当に人間に見えるかどうか、考えてみると良い。彼らには、背徳感がない。その前に『徳(歩くべき道)』がどこであるかを、理解していないのだ。だから『逸れている』とも思っていない。そして、人の道を踏み外してしまったのである。徳を積むことの重要性が、このワンシーンからも垣間見えるのだ。何しろその『徳』こそが、我々が人間で在る為に必要な、エネルギー源なのである。

 

例えば、掛け時計は『電池』をエネルギー源にして動く。だから『掛け時計』なのである。あれが、『食事』、あるいは『愛』や『勇気』をエネルギー源としていたら、それは『掛け時計』になるだろうか。それはほぼ、『人間』である。

 

電池

 

では、『ヘロイン』をエネルギー源にした人間がいるとする。 それで元気を得て、動き回る人。人に迷惑をかけたり、時には殺してしまうこともある。麻薬戦争で人が死ぬという話は、今まさにトップニュースで躍り出ている事実だ。ではその人は、本当に『人間』なのだろうか。

 

死ぬ

 

『徳』こそが、我々が人間で在る為に必要な、エネルギー源なのである。

 

『神々は正しい、そして我らの快楽の悪徳を、我らに呵責を与える道具とする。』

 

この言葉を強化するためにうってつけの記事がある。神から逸れると、呵責を覚える。これは非常に重要な事実である。

 

『世界平和の実現に必要なのは『真理=愛=神』の図式への理解だ。』
『真理(愛・神)から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。』

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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