名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
よく聞くこの手の話を真剣に考えたい。例えば、『騙すより騙されるほうがよっぽどいい』もそうだ。人がそれらの発想になるという心理的からくりは、一体どうなっているのだろうか。こういうメーターがある。
このメーターの主は、かなり満たされているように見える。だが実は、このメーターはもう一つの視点から見たら、こうなる。
下の赤いメーター。これが自分を人と比べてみたときの位置づけとなるのだ。どう考えても、上の緑のメーターの方が、満たされている。自分個人で見た時にはそうじゃなく、結構満たされていると思ったのに、上には上がいたのだ。この上の緑のメーターの人は、一体何を与えてもらったのだろうか。よほどいいものを与えてもらったに違いない。しかし、そうではなかった。そうではなく、その逆で、与えてもらったのではなく、『与えた』のだった。
では一体、なぜ与えた人の方が、与えてもらった人よりも、満たされているのだろうか。では、視点を変えよう。『種』を植える。
植えるというぐらいだから、種は自分の手元から離れるわけだ。だとしたら、『受け取る』のではなく、『与える』形になる。『大地に与える』のだ。では、その種はその後、どうなるだろうか。そしてそこで得られる恩恵は、その種を大地に与える前に、おつまみとして食べてしまった人と比べ、どれほどのものになるだろうか。
受け取ってしまったら、もうそこでそこから得られる効用はストップしてしまう。しかし、与えれば、与えた対象の成長を期待することができ、そして最善は、もっと大きな喜びとなって返ってくるかもしれない。人間なんて、いずれ必ず死ぬのだ。だとしたら、その限り有る人生の中で、どれだけ感動的な体験が出来るかに尽きる。受け取るよりも、与えることを考える人は、自分の人生を、より喜びに満ちたものにすることが出来るのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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