名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
例えばこういう言葉がある。
by 岩淵克郎
岩淵克郎の言う逆である『一日を気楽に生きた人間』は、『いい日』を過ごすことが出来るだろう。しかし、岩淵克郎の言う『一日を真剣に生きた人』は、『いい日だった』という感想を、その日その日にいちいち得ているだろうか。その差は、時間軸。刹那であるか、一生であるかという差である。一日一日を真剣に生きたら、大変だ。大変だから、いちいち一日の終わりに振り返って、『今日はいい日だった』と言う機会は少ないだろう。
むしろ、『今日挑戦した試練はなかなか難しい。だが、ピンチこそチャンスだ。逆境こそ、成長の糧だ。屈することなく、乗り越えて見せる』などという風に、自らを奮起させるようなことが多く、あまり一日一日に対し、『いい日』、つまり『満点』といった評価はつけない。そういう人は、『いい日』に甘んじない。つまり、『ホーム』に甘んじないのだ。『過酷な日』、つまり、『アウェイ』に身を置くことこそが、自分の成長、そして悔いのない人生に繋がっていることを知っているからだ。
試練を投げ出せばいつでも簡単に『いい日(気楽な日)』を味わうことが出来る。だが、手に入れるのが難しいのは、『いい人生』だ。『いい人生』とは、一日を一生のごとく真剣に生き、一生を一日のごとく気楽に生きることが出来た人間だけだ。我々人間が最後に見る映画、『走馬灯』。その時に、最高の映画を鑑賞できるかどうかは、監督である、自分の手にかかっている。
ここでアニー・ディラードの言葉を私なりに言い替えよう。
『”最後の映画”なら、誰にでも観る資格がある。だが、”最高の映画”を観れるかどうかは、自分の手にかかっているのだ。悔いのない人生を生き、最高のフィナーレを迎えよう。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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