名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『私がウォール街で働き始めた1960年代当時は、それこそ永遠に続くのではと思われたほどの好景気で、誰もが「いとも簡単に稼げる」などと調子のよいことばかり口にしていたのです。しかし、バブルはあっけなく崩壊した。このことで、私は物事に対して疑いの目を持つべきだと悟ったのです。メディアで見聞きしたことを鵜呑みにせず、まずは可能な限り多方面から情報を得る。そうすれば、現実に起こっていることの核心を見つけ出すことができるのですから。』
バブルは弾けるのだ。まず、その不変的な事実に目を向ける必要がある。その事実を確実に押さえ、それなのに、『周りの意見』がその事実をないがしろにしているのであれば、それは浮足立っている可能性があり、危険信号が出ている。経済学の巨人と言われたガルブレイスは、1636年のチューリップ狂の経験以来、 何も変わらないある法則を見極め、こう言っていた。著書『バブルの物語』にはこうある。
『個人も機関も、富の増大から得られるすばらしい満足感のとりこになる。これには自分の洞察力がすぐれているからだという幻想がつきものなのであるが、この幻想は、自分および他の人の知性は金の所有と密接に歩調をそろえて進んでいるという一般的な受け止め方によって守られている。』
バブルが膨らみ、それが弾けるこんなことが、ガルブレイスから言わせても、もう400年続けられているのだ。膨張(バブル)ではなく、成長していくことに神経を使いたい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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