名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
まず頭に浮かべたいのは、この言葉だ。
ニーチェは言った。
方向を与えることが、偉大な人間である。偉大な人間には当然、栄光が与えられている。栄光とは、『大きな名誉』の意味だ。
『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、を
ドイツの哲学者、カール・ヤスパースは、『偉大な哲学者たち』の第一巻をこの四人にあてており、彼らを『人間の基準を与えた人々』とみなしている。基準を与えた、方向を与えた、彼らは歴史の中で、これからも燦然と輝き続けるのだ。
彼らがやったことは、『命令』だろうか。孔子は、今でこそ中国を代表する大学者や聖人とされているが、同時代人の多くからは、出来もしないことをしようとしている、身の程知らずや物好き扱いされていた(憲門第十四-四十)。ブッダも、カースト制度を否定したことで、バラモン教から白い目を向けられていた。ソクラテスやキリストなど、無実の罪で処刑されているのだ.。
ソクラテスは言った。
彼は、別に意見が多いことが、=正しいわけではないことを知っていた。だから自分が間違っていないということを、最後まで確信していたのである。そして最後にソクラテスは言った。
『お別れのときが来た。君たちは生きながらえるため、私は死ぬために別れるのだ。君たちと私のどちらがより幸福なのだろうか? 答えることが出来るのは神のみである。』
彼らは『上』にいて、『命令』していたというよりも、周囲の誤解を受けながらも、『偉大な美徳を実践した』という方が該当するのではないだろうか。立場にしがみつき、越権行為を働き、人に命令するのであれば、その辺にいる多くの人間が、成し遂げていることになる。果たして、『栄光(大いなる名誉)』に相応しい生き方をしている人間は、一体どのような人間なのだろうか。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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