名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
ということは、その場所に自分と相手の、最低でも二人以上はいるわけだ。思い浮かぶのはどういう状況だろうか。
例えばこのような、捕虜とそれを支配する人間の関係で考えるなら、確かに、敵である捕虜は、捕虜にされた理由が『情報を絞り取る』ことにあるわけで、しかしそれを言ってしまったら、自国の仲間の命が危なくなり、何をされても決して口を割らないわけである。だが、相手も相手だ。映画やなんかで必ず見ているはずだが、その場合、捕虜が口を割らなければ割らないほど、どんどん拷問の強度は引き上げられていく。こういうシーン一つを考えても、ジョージ・ハーバートの言う通りである。
また、私と私の部下の話で考えてもそうだ。私の部下は、重度の『吃音症』であり、しかし、それが発覚するまで私は、最初、『ずっと黙り込んでいれば何とかなる』と思っている、自分勝手で甘えきった、舐め腐った馬鹿だと思っていた。中々手を挙げないことで有名な私が、30分間黙り込んでじっと立っていた時、ついには手を挙げ、平手打ちをしたものである。
しかし、その後発覚したこの症状の事例には、『例えば電話越しに急に無言になるので、相手は、おちょくられているのだと勘違いし、不愉快な気持ちになることがある。』とあり、事実、彼は最長で90分という時間、電話越しに黙り込んでいたときがあったのだ。私はその病気を知らないとき、そうして異常に黙り込んでしまう彼に対し、『殺意』さえ覚えたものである。『おちょくられている』のだと思っていたからだ。『我慢する=じっとして何もしない』ということだが、この様なことを考えた時も、ジョージ・ハーバートの言葉は当てはまるのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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