名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
アインシュタインは言った。
確かに、そのどちらかに純粋に偏っている人間の方が、その分野で群を抜くカリスマ性があるような印象を受ける。しかし私は、渋沢栄一の、
『論語(義・倫理)とそろばん(利益)は両立する。』
という言葉がとても好きである。渋沢栄一の著書、『論語と算盤』にはこうある。
(かの孔子、孟子の教えを、孔孟教というが、これは『儒教』のことである。儒教は別名『孔孟教』、つまり『孔子と孟子の教え』だ。)
その孔孟教の誤り伝えたる結果は、『利用厚生に従事する実業家の精神をしてほとんど総てを利己主義たらしめ、その念頭に仁義もなければ道徳もなく、甚だしきに至っては法網を潜られるだけ潜っても金儲けをしたいの一方にさせてしまった。従って、 今日のいわゆる実業家の多くは、自分さえ儲ければ他人や世間はどうあろうと構わないという腹で、もし社会的及び法律的の制裁が絶無としたならば、かれらは強奪すらし兼ねぬという情けない状態に 陥っている。(中略)義利合一の信念を確立するように勉めなくてはならぬ。富みながらかつ仁義を行い得る例は沢山にある。義利合一に対する疑念は今日直ちに根本から一掃せねばならぬ。
私がこの人生の中で最も素晴らしい黄金律だと思った一つに、この『義利合一』がある。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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