ジョン・ミルトン『生命を愛すな、憎むな。生くるかぎりよく生きよ。その永き、短きは天に譲れ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

いや、『憎むな』だけだったらわかるが、『愛すな』ということになると、首をかしげざるを得ない。やはり、この唯一無二の命を、他の生命を含めた森羅万象を愛することこそ、人間に与えられた使命であり、それが出来たときに人の心は本当の意味で救われる、という印象が強い。

 

 

しかし、もしこのミルトンの言葉を成立させようとするならば、その後に続く、

『生くるかぎりよく生きよ。その永き、短きは天に譲れ。』

 

という言葉に注目する必要がある。この言葉からは、『自分が生きられるだけ、生きろ。』というメッセージを受け取ることが出来るが、モンテーニュがこう言った様に、

 

それは『生きられるだけ』というよりは『生きなければいけないだけ』というニュアンスが正しい。『永き、短きは天に譲れ』と言っていることが、それを裏打ちしている。ということは、その前についている『生命を愛すな、憎むな』ということは、『依存、執着するな』という解釈である可能性が高い。この世を愛しても、憎んでもいなければ、それはこの世に、一生に、依存も執着もしていない。だからこそ『生きなければいけないだけ』生きることが出来、『生きながらえる』無様な醜態を晒すことが無い、ということになる。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

特別情報

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井植歳男『私はかつて失望落胆したことがない。』 ヴォーヴナルグ『軽蔑の中には、自分の名誉を危うくしないために、感じないふりをせねばならない軽蔑がある。』 ジョン・ミルトン『男は思索と勇気のために、女は柔和とゆかしき典雅とのためにつくられる。』

 

関連する『黄金律

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『「生きる」ということの本当の意味とは。』

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