名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『老年』というのは、文字通りの高齢者ということだ。歳を取って、心身が衰えている状態の人間のことを指す。それなのに、そこに『成長する』というのは、どういう意味だろうか。『衰退していく』という印象とは逆のその言葉を使っているということは、努力しなければなることはできない、という印象を覚えることになる。
しかも『英知の傑作』と言っているのだから、ごく限られた人間にしかなれないということで、『生活の偉大な技術における最も難しい章の一つ』と念を押し、その門は極めて狭いことが伺えるわけだ。そこから考えられることがあるとしたら、キーワードは『人間の最高到達地点』だ。
人間の『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らの罪の定義とは、上から順に、『利己、無知、執着、罪』である。キリストの言う『罪』とは、紐解くとラテン語の『的を外す』という言葉に辿り着く。キリスト教の7つの大罪とは、
が挙げられるわけだが、それを見てもわかるように、それらは『欲望を間違った方向に向けた結果』であり、キリストの言う『罪』とはつまり、そういうことなのである。いや、利己も無知も執着も全てそうだ。間違った感情の持っていき方なのだ。
『利己』であることをやめ、『無知』の知を知り、この世の一切への『執着』を捨て、『罪』深い行動を取らない。死に最も近づくその『老年』という時代において、年下ばかりになり、死に物狂いで働いて生きてきたまさにその時、潔い境地で、人生の最期を迎えることが出来るなら、それは『傑作的な英知』だ。
例えば、私の祖母は今85歳を過ぎたかそのぐらいで、もうそろそろこの世を去るだろう。しかし、彼女は『傲慢』な性格を変えることが出来ていない。『クリスチャン』であることを自負し、20年以上、その集いに参加して、聖書を読んでいるはずなのに、頑なに自分のエゴを、曲げようとしないのだ。周りが変えると思っている。周りが変わると思っている。
祖母の詳細なら、孔子の記事、
『法律?私は認めていない。』(超訳)
ここに書いた。戦争を体験し、ただじっと我慢することを強いられた。そこから、高度経済期を共に駆け上がり、中小企業の社長夫人として支えて来た。多くの子孫も儲けた。大変だっただろう。ふんぞり返って、楽をしたいだろう。しかし、孔子の記事に書いたとおりだ。
だからと言って、偉そうな態度を取っていい、ということにはならない。
かくのごとく、困難を極めることが明確。私はそんな祖母の一生をきっちりと見届け、糧にし、自分の人生の参考にし、子々孫々の命の繁栄へと繋いでいくべきである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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