シラー『人は大きな目的をもってこそ、おのずから大きくなる。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう！

考察

シラーの言葉で、

こういうものを書いたが、おそらく同じ意味だろう。ソフトバンクの孫正義を思い出すとわかりやすいはずだ。彼は最初、『売り上げを、豆腐の様に数えたい』と言って、『一兆（一丁）、二兆（二兆）』という規模の売り上げを、それから十数年後に、本当に実現させた。彼はその『大ぼら』について、『大ぼらって言っておいた方が、ダメだった時に言い訳になるんで』などと言って見せるが、たとえそうでも、本当に実現しているものも多くあり、そしてその一つ一つの規模、スケールが桁違いだ。

『ゲシュタルトの破壊と創造』とは、10年後のゲシュタルト（人格）を創造して、それを本当に実現させるには、今のゲシュタルト（人格）を破壊しなければならず、少しずつ、確実に、自分に染みついた慣習や、思考、思想、そこからあぶりだされた人間関係、言動、読む本、生活する環境を、計画的に、戦略的に変形させていく、『自己構造改革』である。まずは『設定』だ。それからすべてが始まる。下記の図を見てみよう。

（画像）

上が『大きな目的を持っている人間』の可能性で、下が『自分を卑下している人間の可能性』だ。この図はわかりやすい。（自分はできる！）と自己肯定することは、『自己効力感、アファメーション』などと呼ばれるが、とにかくそうして自分の可能性を信じてあげると、例えば『行動』に出れる。行動に出ると、そこに落ちているチャンスをつかみ取る確率が増える。例えば、オーディションでもいいだろう。オーディションに参加すれば、落ちる確率もあるが、同時に受かる確率もある。しかし、何もしないで家にいる人間には、そのチャンスをつかむことは一生できない。

もちろん、家にいたってチャンスをつかむための努力を積み重ねることはできる。トレーニングをしたり、美容を磨いたり、勉強に勤しむのだ。だが、それができるのは『上の図』の人だろう。どちらにせよこの図はとてもわかりやすく、シラーの言葉を裏打ちするものとなっている。

まずは自分を信じるのだ。人は、自分を信じていない人間を信じることはできない。

ドラッカーは言った。

関連する『黄金律』

『思考の力を侮る人間は、人生に敗北する。』

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