名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
徳富蘆花は言った。
新しいものは、古いものを往々にして『脅かす』ものである。何しろ、古いというぐらいだから、そこに浸透していた、ということだが、浸透していたのであれば、それは受け入れられていたことになる。多くの人に受け入れられ、浸透していたその慣習を覆すというのなら、人々はまるで、自分たちの安全を脅かす脅威がやってきた、という風に捉え、その新しいものに対する嫌悪を抱くからである。
かの『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリストには共通点があり、
それは、
- 親の職業を継がなかったこと
- 伝統的なしきたりや体制を改革しようとしたこと
- 人一倍の努力家であったこと
- 確固とした信念を持ちそれを貫いたこと
- 見据えた的の規模が大きすぎて周囲の理解が追いつかなかったこと
というものだった。そして孔子は、今でこそ中国を代表する大学者や聖人とされているが、同時代人の多くからは、出来もしないことをしようとしている、
身の程知らずや物好き扱いされていた(憲門第十四-四十)。ブッダも、カースト制度を否定したことで、バラモン教徒から白い目を向けられていた。ソクラテスやキリストなど、無実の罪で処刑されているのだ。これ以上の説明はいらないだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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