名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
それにそれだけではなく、実際の実験で、こういうものがあった。ある生徒には『お前らは馬鹿だから出来ない』と言い続けて指導し、ある生徒には『お前たちは天才だから出来る』と言い続けて指導した。すると、前者は後者に比べて、本当に成績が悪くなってしまったというのだ。
言い聞かせ、思い込ませが、人間の思考に影響を与え、その思考が現実化してしまった証拠なのである。そのイメージを理解しやすいのは下記の画像だ。
(画像)
人間の可能性が言い聞かせ、思い込みによって委縮し、可能性が埋没してしまうことが実際にあるのである。そういう事実を考えた上でも、生徒の才能を軽視することはタブーである。もしそういう教師がいるのであれば、迷うことは無い。教師失格の烙印を押して、その教師を学校から辞めさせるか、変えてもらうか、あるいは自分からそんな学校や辞めてしまえばいい。
アインシュタインは言った。
そんな人間に教わることなんてないのだ。その事実に気付いただけでも、自分が一歩群を抜いている証拠である。
また、私は最近とある才能のある子供に対して意見することがあるが、その子はとても礼儀がなっている子で、見ていて清々しい。だが、もしかしたらたくさんの人から同じようなことを言われ、『ありがとう』と『まだまだです』を言い飽きてしまっていて、あるいは(それさえ言っておけばいいだろ)と、少しでも思ってしまっているのではないかと心配し、当然、そう思っていない可能性もあるのだが、私がその年齢の時と照らし合わせて考えた時、少しでもそう思うなら、言っておくことがこの子の為になると思い、こう言うことにした。
『君は偉いね。ありがとうとまだまだですを忘れないのは偉いね。その気持ちがある以上は、君はどこまでも伸びる!』
これは一見するとただ褒めているだけに見えるが、しっかりとメタ・メッセージとして、
『その気持ちを絶対に忘れてはいけないよ。その気持ちがあるからこそ、今、人は君を応援してくれているんだ。その気持ちを忘れたら最後、人は失墜する。特に、今みたいにちやほやされている時は、人間が最も注意しなければならない時なんだ。』
というものが込められているのである。しかしその子は、見るところまだまだ謙虚さがあるから大丈夫だ。もとより、私がわざわざそう心配する必要などなかったかもしれない。だが、絶対は、絶対にない。その子に本当に悔いを残してほしくないから、ほんの少しの懸念に対しても見落とさず、助言できれば、こちらとしても本望なのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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