名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『会社というのは、いろいろ手間がかかっても、いちから自分でつくりあげたほうが、いい結果が出る。世の中ではM&Aブームと言われた時期もありますが、少なくとも自動車産業でM&Aをやって大成功しているところはありません。自力でコツコツと積み上げてきた企業が成功し、ダイムラーとクライスラーのような大合併は、結局失敗だったと思います。フォードもせっかく買収したジャガーを売ってしまいました。』
私の知り合いにも、『会社なんて買えばいい』という発言を、意気揚々とする人間がいたのだが、私はどうもその発言をした人物が、自身が演出するような『賢い人間(勝ち組)』という人物ではなく、『取るに足らぬ人物』である可能性があると思って、違和感を抱いていた。
そしてその違和感の正体は、ドストエフスキーの言葉を再考したことで、確固たるものとなった。
松下幸之助からその名を継いだ現代の経営の神、稲盛和夫もこう言っているように、
『同じ山があったとき、Aの山は、どういう風に出来て、何で出来ているかもわからずいつの間にか出来ていた山で、Bの山は、10年20年30年かけて、少しずつチリを積もらせ、山にしたというとき、人は、Bの山を信頼するのではないだろうか。外部からの信頼だけじゃない。Bの山は、人として、企業として、とても強靭で、逞しく、生きがいがあるのである。』
結局、自力で実力をつけた人や企業こそが最後まで残るのだ。
森信三は言った。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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