名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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古代ローマの詩人ホラティウスは言う。
SBIホールディングス社長の北尾吉孝氏は、『海賊と呼ばれた男』の主人公として脚光を浴びた出光興産の創業者、出光佐三(いでみつさぞう)について、こう語った。
『戦後は外国のメジャー石油会社と組んだカルテル側から徹底的に攻撃され、たいへんな苦戦を強いられることになる。周囲は全て敵ばかり、そんな状況でも弱音を吐かず、信念を貫き通し、ついに世間の支持を勝ち取ることに成功したのである。そして、その過程で佐三は、何が起こっても動揺したりぐらついたりしないという意味の『恒心』を得た。それは苦難を乗り越えたからこそ自分のものにすることができたのだ。(中略)恒心を得るなら、まずは
『人はいつか必ず死ぬ』
『人生は一度きり』
という二大真理を頭に叩き込んでおくこと。すると、惜陰(時間を惜しむ)という気持ちが自然とわいてくるようになるだろう。そうすれば、状況がどうであろうと、いまここで全力投球する以外ないという心構えに自然となってくる。
人生が二度や三度あるならば、あるいは、老人になっても20代のように快活に動けるならば、今、『怠ける』という選択肢を取ってもたいした問題ではないかもしれない。私の祖母は、60代くらいまでは元気だった。社長夫人として活発に動き回り、様々な経験を積んだ。しかし、80歳になるかならないかというとき、『何もない場所』でつまづき、足を骨折して入院した。そのとき彼女は入院先で、かつて生きていた祖父と波乱に満ちた人生を振り返り、どう思っただろうか。我々若者は、彼女らの人生から一体何を学ぶべきだろか。一つ言えることは、我々はたった一度の人生を生きているということだ。
関連リンク:フランクリン・ルーズベルト『我々の恐れなければならないのは、恐れることそのものである。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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