名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
オーストリアの心理学者、アドラーが全く同じことを言っている。
このコップの水を、
『もう半分しかない』
と思うか、
『まだ半分ある』
と思うかは、自分次第なのだ。悲劇のヒーロー・ヒロインを気取るのはいいが、もしあなたがヒーロー・ヒロインなら、早いところこの世の混沌を治めて頂きたい。それができないならヒーロー・ヒロインじゃないんだから、一分でも早くその矛盾に気が付いて、悲観的になることをやめるべきである。
どちらにせよ言えることは、悲観視しても楽観視しても、最後には結局死ぬということだ。だとしたらどうだ。そのくよくよとしている時間は。本当に有意義だと思うか。見るべきなのは以下の黄金律だ。
そもそも、くよくよとして悲観的になっている人がいるなら、そこにいるのは『暇人』だ。
美輪明宏も、
と言ったが、もっと人生を真剣に生き、この唯一無二の命の価値を思い知るべきである。それが出来ない間は、何をやっても無駄だ。私の部下は丸10年、スピノザの言うように(自分にはどうせできない)と言い聞かせているが、見事にこの10年で、根底の部分は何一つ変えることができていない。だからこそ、入社して10年経つのに、3か月以内の遅刻を10回してしまう等の、考えられない凡ミスを繰り返し、そのたびに後悔する、ということを繰り返している。
私は彼のブログのトップにこう書き記しておけと指示している。
改善されない原因となっている2大原則
※どちらも根本には自分が楽になりたいという気持ちがある
つまり、結局彼は、自分が被害者だと思い込みたい。そして、人から管理されたい。その方が『楽が出来る』からだ。
以前、『しくじり先生』でタレントの松村邦洋が、『電波少年』時代の話をしていた。当時、視聴者から見て、松村の行動はハラハラするものばかりで、誰もが松村に対し、『苦労人』という目を向けていたのだが、松村はそれを否定し、自分のことをこう言った。
彼は楽をしたせいで、主体的な人間になることができず、多くのチャンスを逃したと語った。部下も同じだ。主体的になって自分の人生に責任を持つくらいなら、指示待ち人間になり、心で誰かに責任を押し付け、被害者として人生を生きていきたい。その方が楽だからだ。
だが、彼は10年前にとっくに教えらえれている、『楽と、楽しいは違う』という決定的な事実を思い知ることになる。それを受け入れるのが遅いか早いかということだけだ。そして彼は『まずは10年』、その決定的な事実から目をそらし続けている。彼は今32歳だ。つまり、助言を受けたはじめはまだ22だった。そういう若さも手伝っているだろう。だが、人生は有限だ。そして、過ぎた時間だけはもう二度と、永遠に戻ってくることはない。
『自分にできないと考えている間は、本当はそれをやりたくないと心に決めているのだ。だからそれは実行されはしない。』
彼が人生を更生、つまり『更に生きる』ことが出来るのは、自分の意志でこのたった一度の人生を悔いのないものにしたいと、本気で望んだときだけだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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