名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『M&Aというと日本ではいかがわしいマネーゲームを連想する人がまだ多いと思いますがそうではありません。日本のM&Aのイメージは創業者が経営に失敗して手放すという負け犬か、業績が伸びている会社に対する敵対的M&A、乗っ取りです。アメリカにはその種の負のイメージはなくて会社は生き物であるという意識が強いのです。健全に継続して育てていかなければいけないという。』
『法人』というのはそもそも、法的に個人として数える概念、法律によって、人としてされているものである。だから私は最初、会社の名前を知んだ犬の名前にした。父の命日に、死んだ祖母が付けた、死んだ犬の名前にした。それで、彼らと共生出来る気がしたし、彼らの命を軽んじないように、私が怠惰に走らないように。そうであるからして、なるほど、今回の孫正義の言葉は、合点がいく。M&Aについて、私の知識も甘かった。一つ、勉強になった。素直に、そう書いておこう。
ただし私には私なりの哲学があって、全員が社長にならない、あるいは従業員になるのなら、そこに生まれる格差は一体、何なのだろうか。ルソーは、自身の著書『人間不平等起源論』の文中に、
「人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに、平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった」
と書いていて、その発想は決して隠蔽してはならない。見て見ぬフリをしてはならない。つまり、
ということになる。
アリストテレスは言った。
この世には、確かに主体的な人とそうでない人がいる。主体的な人は人生の舵も会社の舵も握るが、そうでない人は、その船に乗るだけだ。それをお互いに利用して、組織が成り立っている。だが、ここで私の哲学が叫ぶのだ。それでいいのか?人間は。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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