名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『本当にリーダーシップを発揮しようと思えば、重要な順に三つ、僕が思っていることがあります。一番最初に重要なのが理念と志。二番目に重要なのがビジョンです。そして三番目が戦略です。これがリーダーシップを発揮していく人、事業を興す人が持つべき重要順の3つのポイントだと思っています。』
理念と志がなければ、『正しいビジョン』が見えない。正しいビジョンが見えなければ、『正しい戦略』が生まれない。例えば、拝金的に考えてみる。『金儲けさえできればいい』と思う心を根幹とする。すると、ビジョンは当然『正しい』ものではなく、『自分だけがハーレムに囲まれて、贅の限りを尽くす映像』となり、そこに到達するまでの道のり(戦略)を考えても、それで生まれた戦略に、『正しさ』などひとかけらもない。『正しい道』以外を歩こうとする人や企業は、淘汰される。『膨張』と『成長』が違う様に、そこを無視して一時的に膨れ上がっても、それは弾けるのが相場だ。
家で言うなら、『土地選定と基礎工事』が理念と志。『設計図』がビジョン。『工程表』が戦略だ。根幹である理念と志がおぼろげであれば、そこに建設された建造物は、後であっけなく崩れるのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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Pickup名言
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
自分の人生を生きるための基礎の部分の志が固まっていないから、その先を想像することも難しくなり、諦めの方向に意識が向かってしまう。自分の中に芯を一本通すような志を持つためには、今の自分が本気で向き合えばできるであろう問題を考え、そこを乗り越えられた状況を想像しなければ、志も低く簡単なものになり、その先につながらなくなってしまう可能性がある。自分にとって簡単ではない、でも真剣に向き合えば達成できる事を常に思い浮かべ、そこに向かうことができれば自然と志も固まっていくはずだ。