名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
普通に考えると、それはあり得ない現象である。例えば不治の病と言われるような、余命にも関わる大病を患った。そんな中、10歩歩いて、そのことを忘れるということは、あり得ない。つまり、これは受け止め方を間違えれば、荒唐無稽な無意味な言葉である。だが、当然違う見解をしなければならない。見解次第では、この言葉も真の言葉となり、人々に勇気を与えるだろう。
さて、もし、そういう状況が作り出されるとしたら、恐らく、こういう状況である。『忙しい』のだ。とてもやるべきことが多い。そういう時は、確かに、向こうからこちらに向かってくる時間の中で、やるべきことを一つずつこなしていく途中で、すっかり、かつて通り過ぎてしまった過去の問題を、忘れてしまっている自分がいる。
デール・カーネギーの名著『道は開ける』にはこうある。
忙しい状態に身を置くという単純なことで、なぜ不安を拭い去ることが出来るのだろうか?そのわけは、ある法則─心理学が明らかにしたもっとも基本的な法則のためである。(中略)将兵たちが戦場で衝撃的な体験を重ね、『神経症』と呼ばれる状態で戻ってくると、軍医たちは処方箋に『多忙にしておくこと』と書き込むのだった。
詳細は、古代ギリシャ三大悲劇詩人、ソフォクレスの、
に記載した。つまり、前へ前へと進んでいるうちに、その中にあるやるべきことを淡々とこなしていくことで、その間は、すっかりと過去の事を忘れてしまっている自分がいるのだ。だから、PTSDを患った軍人たちに対し、軍医は、そのような奇天烈な処方箋を出した。これだったら説明がつく。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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