竹村健一『人間が一つのことをやっていていやになるのは当たり前だ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

『仕事ができる人の脳、できない人の脳』には、脳には『脳番地』と呼ばれる番地があり、それはそれぞれ、

 

  1. 思考系
  2. 運動系
  3. 感情系
  4. 伝達系
  5. 聴覚系
  6. 視覚系
  7. 理解系
  8. 記憶系

 

とに大きく分けられ、様々な役割を持っていると、説明している。

 

 

『脳番地シフト』とは、自分が使っていた脳番地が疲れたら、次の番地にシフトチェンジすることで、オーバーヒート気味の状態にまで酷使した脳番地を、休ませることを言う。

 

例えば普段、人に指示を出してばかりの立場にいる人は、休日、一方的に情報を流し込めばいいというだけの、映画鑑賞などがとても良い。いつもとは違う脳番地にシフトチェンジされ、また、そっちが活性化されることにもなり、一石二鳥だ。一つの事に集中しすぎて疲れたら、何の事はない。『脳番地シフト』を意識するといいだろう。

 

『人間が一つのことをやっていていやになるのは当たり前だ。』

 

だが、この言葉を聞いて『一つのことに集中するのはやめよう』と考えてしまうのは早計である。見るべきなのは以下の黄金律である。

 

『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』

 

この記事に網羅した、一つのことに集中することで得られる圧倒的なエネルギーを見れば、それをやめてしまうことがどれだけ愚かなことか思い知るだろう。ここで言っているのは、『そんな専門家であっても、休憩をおろそかにしてはならない』ということである。例えばアスリートは自分が信じたスポーツを突き詰め、そこに命を懸けている。だが彼ら彼女らは、本当に睡眠をとらないだろうか。

 

お風呂に入らず、マッサージも受けず、食事も楽しまないだろうか。映画を観て、テレビを観て、おしゃべりをしたり愛する人と愛し合う。そういう『リフレッシュ』を何一つしないで生きようとすると、途中でガタが来るのが人間の仕組みである。

 

 

ストイックになるのは全然いい。だが、ストイックを意識しすぎて体が壊れ、目的を達成できないのであれば、本末転倒である。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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安岡正篤『人間が進歩向上する一番大切なことは敬する心を発達させることであり、それによってはじめて恥を知ることができる。』 ジョン・ロック『われわれの知識は、すべて経験に基づくものであり、知識は結局のところ経験から生ずるのである。』 ハインリッヒ・ハイネ『少しの悲しみもない純粋な幸福なんて、めったにあるものではない。』

 

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