名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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ゲーテは言った。
ゲーテもタモリも、名言や格言の存在自体は、宝であると思っている。だが、それを『使いこなして自分のものとしている人』となると、本当はそう多くはないわけだ。『適切な場所で、適切な場合に想起する』ことが重要で、それが出来れば『自分のものとしている』ということになるが、そうじゃないなら、『ただ言いたいだけ』ということで、そこにあるのは、単なるナルシズムであり、無知である。
タモリの言葉を長年聞いていると、確かにタモリは、『名言を言う』という行為をあまり取らない。しかし、『名言を知らない』わけではないのだ。例えば、俳優の松坂桃李の名前は、司馬遷の、
から来ていて、桃や李(すもも)の木のように魅力あるところには、人が集まるという意味から、そういう人物になってほしいという親の願いが込められている、という話になると、タモリは、『司馬遷』という言葉を聞いた瞬間に、その引用元である司馬遷の言葉を言い当てたシーンがあった。恐らくタモリは、『名言を言うだけ言って、意味を全く理解していない浅薄な人間』を見てきて、うんざりした過去を持つのだろう。それよりも重要なのは、その意味を理解して自分で咀嚼し、自分のものとする。そういうことが必要であると、ゲーテもタモリも言っているわけだ。
私なども、社会的な説得力がないので、名言を引き合いに出したほうが早いと思って、合理的な判断でそうすることがあるが、どちらにせよ私もまだまだだということだ。自分の言葉一つで、相手を説得させられる人物に成る必要があるのだから。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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