名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
今もなお、中国からの独立、自決権を勝ち取る為に戦い続けるダライ・ラマ14世。中国政府による人権侵害、弾圧を批判しながら、一貫して非暴力平和的手段でチベット問題へ取り組み、ノーベル平和賞を受賞した。
『わたしたちすべては自由を欲し、個人として己の運命を決定する権利を求めているのだ。これが人間性というものである。』
自由のない人生など、あっていいわけがない。どうせ死ぬのだ。不自由は、それだけで十分だろう。たった一度の人生くらい、思い切り生きるべきなのだ。何人たりとも、その権利を奪うことはできない。こう達観している人間は、おそらく理不尽で凶悪な力によって体を支配されることになっても、決して最後まで屈しない。あるいは、舌を噛み切り、自分の人生の幕を自分で閉じる。
自害をするべきだということではない。『最終的には自害すらも自分の意思で出来る』と自覚する、自由を持っているのが、人間であり、人間の矜持なのだ。
儚い命に生まれた。生まれてすぐに死んでしまった命もあるだろう。だが、ある人からすればそれもまた『幸福』だ。地獄のような思いをして生き長らえ、最後の最後まで結局この世に恨みを残して死んだ者も大勢いる。彼ら彼女らからすれば、『この世に生まれて来るくらいなら、いっそのこと無自覚のまま死んだ方がいい』という結論に至るだろう。しかし、それでも人は、『選択できる』。この儚い一生を、尊い一生に昇華させる選択肢を。
『ソクラテス・イエス・ブッダ 三賢人の言葉、そして生涯』にはこうある。
人間は生まれながらにして自由ではなく、自由になっていくのだということを主張している点で、ソクラテス、ブッダ、イエスは一致している。人間は無知から脱却することによって、真実と虚偽、善と悪、正義と不正を区別することを学ぶことによって自由になる。自らを知り、自制心を持ち、分別を持って振る舞うことを学ぶことによって自由になる。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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