名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
良いことをされたら100倍にして返し、嫌なことをされても100倍にして返す。当時の私は、こういう考え方だった。いや、違った。5倍くらいだ。そう考えると、『100倍』というところに意味があるのである。
ブッダの言葉の超訳記事、
にも書いたが、さしずめ私は、三島由紀夫く、
ということで、『自分本位』だったのだ。『自分さえ頑強な鎧帷子を着けて身を守れればそれでいい。』そういう風に、自分の事しか考えていなかったから、結果として人を傷つけ、その反作用の力を受け、それによってグッと押し返され、それで傷ついていたのである。
しかも5倍程度の範囲内だ。どうってことはない。死ぬわけでもないし。100倍の作用をすれば、100倍の反作用があるはずだ。私が受けたのはせいぜい5倍程度。それがただ鎧帷子と相まって20倍ほどに感じていただけで、実際は大したことが無い悩みだったのだ。『100倍』の動きというのは、とてつもない動きである。1万円分の食事をおごってくれた人に、100万円分の時計か高級バッグをプレゼントするのだから。
しかし、それぐらい『支点』がハッキリしていれば、そこに『入力』することで、やがて大きな『出力』を生む。良いことをしてくれた人は、してくれなかった人に比べて、まず間違いなく、『支点』である可能性が高い。レバレッジ効果を考えても、入力することに力を抜いていたら、それに比例して、返ってくる反作用の力も矮小になるだろう。
また、山本五十六がこう言うように、
人には寛大であるべきだが、自分には厳格であるべきである。傷ついたら傷ついた分だけ人は強くなる。つまり、自分がその人に仕返しをしないことで、相手には、こちらに渡したはずの鬱憤がどっさりと残り、自滅することになるし、こっちはこっちで、その『負の力』を逆に利用し、『トレーニングの負荷』と同じように考えることで、負の連鎖はそこで断ち切れるし、それどころか、その敵が、自分の精神を鍛えてくれた師匠たる存在となるのだ。
それに関しては、トルストイはこう言い、
ココ・シャネルはこう言い、
徳川家康はこう言った。
一目瞭然である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
Pickup名言