名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
完璧主義の私には重要なテーマだ。完璧主義の人間の特徴として、例えば、散らかった部屋を見て見ぬフリが出来ないというものがある。だが、赤ちゃんか何かの要素が入り混じり、(汚れるのは仕方がないこと)と一度思うと、別に汚れても平気になる。なんなら、掃除しない。どうせ汚れるからだ。
オーストリアの詩人、リルケは言った。
私はかつて『完成させられないこと』について憂い、だったら、と全てを投げ出す完璧主義者だったが、『人間自体が恒久的に未熟なのだ』という事実を真正面から受け止められた時、リルケや、チャーチルの言葉の意味を思い知ることになった。元々不完全で、恒久的に未熟なのに、それを完全にしようとしていたことは、人間本位で、傲慢だった。しかし、宮沢賢治の言う様に、
実は、『それ』でよかったのだ。人間は完全になることは永久に不可能だ。だが、それでも完全を目指す。これこそが、人間の完成された在るべく姿である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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谷崎潤一郎『意地の悪い人間は、その意地悪さを発揮する相手がいないと淋しいに違いない。』 梁瀬次郎『その人の幸せ、不幸せを決めるのは、「でも」か「では」だ。40歳になって「今からでもできる」と思うか、「今からでは無理」と諦めるかは、その人の10年後に大きな影響を及ぼす。』 テオドール・フォンターネ『正しい倹約は、かならずいつも倹約できるわけではないということをけっして忘れないものだ。いつも倹約しようと欲しては、破滅するだけだ、道徳的にも。』