名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
ドストエフスキー 、トルストイと並ぶロシアの文豪、ツルゲーネフ。私のごく身近にも、『先延ばしの癖』が骨の髄にまで染みついた人間が居るからよーく理解るのだが、『明日やろうは、馬鹿野郎』なのである。
彼らは『やるべきこと』を先延ばしにし、『やりたいこと』を優先させている。『やりたいこと(権利)』ばかり主張し、『やるべきこと(義務・責務・使命)』を誤魔化して、偽るような人間は、当然のように『外部からの報酬』は得られない。『内部からの報酬』が出ているではないか。だから必要ないのだ。
やるべきことが『遊ぶこと』の場合もある。だから、『遊ぶべきではない』などとは一言も言っていないのだ。言っているのは、
『やりたいことではなく、やるべきことだ。』
ということであり、仕事を散々した後は、美味しい食事をして、家族や友人と団らんし、お風呂に浸かってゆっくり休み、英気を養うべきだ。しかし、彼らは短絡的に考える。
などと言って、まるで的外れの意見を主張し、自らを正当化する。彼らは、責任を先伸ばしにし、薄伸ばしにして見せることで、『日々の重圧』から少しでも解き放たれようと画策する『快楽主義者』である。全く考えただけでもその未熟さに腹が立つばかりだ。まるで、10代の私を見ているようで、腹が立つのだ。
人が『助けたい』、『認めたい』と思う人間は、『自分の快楽を優先する人』ではない。『自分のことを一番最後に考えられる人』なのである。彼らは『悪循環』という負のループにハマっていることに気が付いていない。何しろ、人から認められ、評価されなければ快楽は得られない。しかし、快楽を欲してしまえば、それらは逆に遠ざかるだけなのである。
もちろん抜け出せる。なにせ、自分からそれにハマったのだから。しかし、『抜け出そう(自分は間違っている)』と決断しなければ、そのループは無限に、それは一生の間、続くだろう。
以前、とあるノンフィクションのヒューマンドキュメント番組を観た。彼はおよそ30年もの間、人生から逃げ回り、途上国に移住し、ろくに仕事もせず寝転がって生きながらえていたのだ。だが、番組をきっかけに、30年前に出来た親との溝・確執を解決しようと決意し、実に30年ぶりに日本の実家に戻った。
(…謝ろう。)
そう決意した彼が、実家のドアまで辿り着く。
しかし、応答がない。
なんと、彼の両親は亡くなっていたのである。
確かに人生は、やり直そうと思ったときにやり直せる。しかし、取り返しのつかないことがあるのも、事実なのだ。明日やろうは、馬鹿野郎だ。彼の人生を無駄にしないためにも、たった一度のこの人生。悔いの無いように、生きるべし。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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