名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
あるところに、一人の男を好いた女性がいたのだが、彼女は『彼のことがどうでもよかった』らしい。『?』マークが思い浮かぶのも無理ないが、最後まで読めばその意味をすっかり理解しているだろう。
男は『せっかち』な人が嫌いで、『思い通りにならないとイライラする人』も嫌い。つまりそういう人がいれば、彼と100%の確率で衝突することになるだろう。『合理的』と前述した言葉は、全然違う。合理的なら、むしろ大歓迎だと考えている男だった。そして彼は、『アーモンドが嫌い』だと、会話の中で確かに彼女に言った。
しかし彼女は、彼女に理不尽にイライラされたが、その怒りを抑えて、負を押し殺し、逆にスイーツをプレゼントして感情を支配した男の気持ちを恣意的(しい:自分勝手)に解釈し、『私のわがままを受け入れてくれる器の大きい人』と思ったのか、男に急に甘えだした。そして彼女はお返しにと言って、『アーモンド入りのチョコ』を渡したのだ。
彼女は、自分だけが満たされればいいと思っていたので、自分の好きな時に恋もするし、自分の好きなものをあげたかったのだ。一体彼女は、何がしたかったのか。
彼女は結局、男が『せっかち嫌い』ということも気づかないまま、あるいは『アーモンドが嫌い』ということもすっかり忘れてしまったまま、彼にフラれて、今度は『失恋して憂う女性』に浸った。
誰に惚れているのか。
相手?それとも自分?
そのことすらわかっていない人間は、相手の関心を引くことは出来ない。
『友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、相手に純粋な感心を寄せることだ。』
これは友でも、恋人の場合で考えても同じことだ。もし彼女が相手のことを純粋に愛していたならば、男がせっかちな人が嫌いで、アーモンドが嫌いだということはすぐにわかったはずだった。しかし彼女が好きだったのは『自分』だったので、相手の好き嫌いなど関係なかった。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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