名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
いや、いる。私の部下は、『ダメ』であり『悪い』。これは絶対である。だが、もし私が手塚治虫の言う様な『レッテルを貼る人物』であれば、私は彼の上司を、6年半も続けていないのである。とっくに首にしているわけだ。
最初に異変があったのは、『指定した物と違う物を堂々と買ってきた』ときだが、それぐらいだったら私は微動だにしなかった。別に彼の人格を疑うことは無かった。そこら中にいる、20代の若者のミスだ。だが、そういうことが100回ほど続いて、ミスが治る傾向が見られないと判断されたとき、あるいは、問いかけて30分間真横で黙り込んだときは、さすがの私も、手が出たものだった。
言っておくが、手をあげるまでに、2年かかっている。そしてこんな事例など、氷山の一角に過ぎない。彼がある日言ったのはこうだ。
…なんという愚かな光景だろうか。
とてもこのページには書ききれないが、彼とのこの6年半の間にこういう問題が1000回は起こっていて、そしてその度に固く約束し、あるいは制裁という重りをつけ、あの手この手を尽くして、その『現実逃避』から目を覚まさせるように、命を費やしてきた。ここまで振り返っただけでも、私の強靭な精神力が垣間見えるはずである。事実、私の精神力は強靭である。もう、別に自分で言っていいレベルだ。外部要因に絶対に屈することは無い。
私も私で、30年間実の両親に、求めてもいないキリスト教を強要され続け、クリスチャンにならないなら、この家の子供ではない、という空気をガンガンに出されて育った。
これだけでも大変なことだ。何しろ私はこのせいで、その他の人と同じようにクリスマスを祝えないし、家族と食卓を囲むことが出来ない。『祈り』が始まるからだ。私はそれが、トラウマ的に、嫌いなのだ。
だが、これもまた氷山の一角だ。つまり私とて、同じこと。そしてそれは、他の人々も皆、同じことなのである。皆、何かを抱えて生きているのだ。それなのに、自分だけが悲劇のヒーローのようなふりをして、現実逃避宣言をする。
こんな馬鹿は、絶対に許すことは無い。
1万回だろうが、1億回だろうが、甘えた被害者ヅラをすればいい。ただ、時間が無駄に消えるだけだ。私には断固としてそれを教える責務がある。私が彼を『ダメな子、悪い子ではない』と『誤認』した時点で、彼の将来は、破綻する。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
Pickup名言