名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
人間というものは『空白』を穴埋めすることに躍起になる生き物である。例えば、宇宙の実態について調べたこともそうだし、この世のあらゆる法則について追及したこともそうだし、未知なる大陸を目指して大航海に出たこともそうだ。貧乏は金持ちに憧れ、病弱な人は屈強な身体に憧れる。劣等感を感じている人は、優越感に浸りたいから努力し、優越感を感じても、隣の芝生が青く見えれば、劣等感を覚える。
例えば、下記の様なメーターがあったとき、
(自分は右のメーターだ)と思い込んでしまうことから、左のメーターに追いつこうとして、そのゲージを上げる努力をしようとする。つまり、ここに最初から『左のメーター』がなければ、人はその『努力』というエネルギー源の捻出が出来ないかもしれないのだ。
遠藤周作は言った。
人は、自分が無知で無力だと悟るからこそ、エネルギー源を捻出することが出来る。従って、そういう謙虚な人間は強いのだ。無尽蔵なエネルギーを備え持った人間が、強くないわけがない。この『左のメーター』を『夢、目標』と考えた時でも、この考え方はすべて理に適っていることになる。とにかく、こんな図式を思い描いておくだけで、人間の能力の顕在化には、極めて役に立つと言っていいだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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