名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
人生をひた歩く。それはそれで正解だ。合っている。だが、途中で休む。これも正解で、むしろこれをしなければならない。試しに3,4日寝ないで行動すると良いだろう。人間が、睡眠と休養に支えられて生きているということを思い知る。では、『ワークライフバランス』を大事にしろということかというと、ここでは実は、そう書かない。更に上級編の話をここでは書く。
クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたダニエル・ピンクは、著書『モチベーション3.0』でこう書いている。
『ワークライフバランス(仕事と遊びのバランス)』という概念を考え直すべき一幕である。仕事とは関連性のない”遊び”だけを楽しめて、人生で取り組む真剣な仕事を、”耐えがたい重荷”として耐えなければならない、と信じる理由はもはや存在しない。仕事と遊びの境界が人為的なものだと気づけば、問題の本質を掌握し、もっと生きがいのある人生の創造という難題に取り掛かれる』
ドイツの小説家、ジャン・パウルは言った。
確かに人間には、バランスが必要である。同じことをずっとやり続けていることは、健康面で考えても良くない。違う分野にチャレンジし、違う脳領域を使用している時に、普段考えもしないアイディアが出ることは往々にしてある。
しかし、別にそれは『旅館頼り』にする必要はない。つまり、『ワークとライフをバラバラにする』必要はない。『旅館(休日、娯楽とわかりきっている日、場所、時間)』などに、依存する必要はないのだ。旅館が無ければ、道の横にずっと流れている川沿いでバーベキューでもすればいい。全ては『ライフ(人生)』で起きている現象だ。この視点を持ちたい。
この感覚は、自分で会社を運営したときに強く覚えることができるだろう。私は元から人の指示に従うのが嫌いで、サラリーマン時代は常に自分の魂のどこかが腐敗しているような、そういうある種のうつ状態にあった。
しかし、自分で会社を運営するようにいなって、大変さやリスクはもちろん増したが、それ以上に自分の命が躍動するのを覚え、その躍動のためには汗水流して働き続けても、別に苦ではないと感じるようになった。
経営者になれば、いつでも好きな時に休める。そりゃあもちろん多くの従業員を抱えれば示しがつかないためそういうわけにはいかないが、私の会社はそういうやり方ではない。最低でも一人いればやっていける仕事だ。
本気で探せばそのような仕事は見つかるものである。元々私だってそういう生き方をするつもりはなかったが、自分を貫いた延長線上に偶然このような仕事があった。仕事というものは自分の信念と結びつき、実るものである。
いつでも好きな時に休める。そういう権利を得た私は逆に休まなくなった。だが、よく考えれば好きな時に仮眠したり運動していて、ちゃっかり間に休みを入れているのである。この『ちゃっかり休憩』によって、私は別に休日がなくてもいい体になった。『長い街道』を歩くためには休憩が必要だ。しかし、それは別に旅館に依存しなくても大丈夫である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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