陶侃『いつまた都に呼び戻されるかもしれない。その日に備えて鍛錬しているのだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

偉人

ふむ…。

運営者

考察

『取締役になれる人、部課長で終わる人』には、こう書いてある。

中国、東晋時代に陶侃という名将がいた。反乱の鎮圧に功績があったが、それを実力者に疎まれ、都から遠く離れた南の果て、広州の長官に左遷されてしまった。すると陶侃は、朝に100枚のレンガを室内から運び出し、夕方にまた室内に運び入れるという作業を自分の日課とした。

『どうしてそんな無駄なことをするのか』

 

と理由を尋ねられた陶侃は答えた。

『いつまた都に呼び戻されるかもしれない。その日に備えて鍛錬しているのだ。』

 

自分が求められる時になったら、すぐに対応できるように備えているというのである。そんな努力を積んだ陶侃は、はたして都に呼び戻されて要職を歴任した。

 

 

世の中というものは、実に愚かな世界である。なぜならここでいう『世の中』というものは、往々にして『人間が作り出す世界(常識・認識)』のことを指し示すからである。人間は恒久的に未熟な存在だ。だから出る杭は打たれる。それは、今も昔もこれからも、変わることのない愚かな人間の常識である。

 

byエマーソン

Pythagoras was misunderstood, and Socrates and Jesus, and Luther, and Copernicus, and Galileo, and Newton, and every pure and wise spirit that ever took flesh. To be great is to be misunderstood….

(誤解されるのはそんなに悪いことだろうか。ピタゴラスは誤解された。 ソクラテスイエスルターコペルニクスガリレオ、 そして、ニュートンも誤解された。古今のあらゆる清純で賢明な魂も誤解を受けた。 偉大であるということは誤解されるということだ。)

 

だが、野球界の打撃の神様と言われた、川上哲治は言っている。

 

この世は最初からそうなっている、と考え、そんな『冷や飯』を出されても決して命の灯は腐らない。『成功者』などという概念があるとしたらそれは、そういう人にこそ、値する。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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