名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
例えば、会社を経営するとなると、資金が必要になる。それをどこから調達するか、それが重要な課題となる。株を公開して株主から資金を得るか。銀行から借り入れをするか。あるいは金融会社から調達するか。どちらにせよ資本金が用意できなければ、人を雇って給料を払い、会社を運営することはできないし、潤沢な資本金がある競合会社とシェアを競り合うことも出来ない。
ここで注目したいのは、かの『赤壁の戦い』、いわゆる『レッドクリフ』において、 諸葛亮孔明が見せた『草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)』である。『どこかからの借り入れ』ではなく、智恵を使って自力で『矢を5万本かき集めた』孔明。天気、時間、心理、色々なものを『支配』した人間にしか、それは出来ない。
私は小さな会社の経営者だが、コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソン等で社長職を勤め上げた新 将命(あたらしまさみ)は、『経営の教科書』で言う、『ビッグカンパニーではなくグッドカンパニーになれ。』という言葉に強く共鳴している。自分の人生の手綱を握るために会社を興したのに、人に主導権を握られたら、何の意味もない。
また、企業だけではない。個人がお金を集めるということに関しても同じことが言える。個人が事業以外のことで何らかの形でお金を集めようとしたときも、その時に他人の世話になってしまうと窮屈な人生を強いられる。私などはその両方を経験しているが、とにかくまあ、親を含めた自分以外の人間に頼ろうとすると、そこに一気に窮屈さが生まれる。まず、支配しようとしてくる。それを理由に、権利を求めて来る。
私はそれが嫌でたまらないので、半ば強引なやり方で、
『金を出さないなら人間関係が壊れるが、それでいいな?』
というメッセージを伝え、意地でも自分の主導権を握らせないようにしている。もちろんこちらの主張が理不尽であればそこでその人間関係は経たれるが、一理ある場合、私のその様な主張は通る。
しかしまあ『美徳』とは『道にかなった行い』なわけだから、私のような強引なやり方は推奨されない。しかし、『そんなことで主導権を奪おうとするような人間』に主導権を握られるよりは、私が主導権を握り、お金を作り、後でその人に1.5倍にして返す方がよっぽど気分がいい。1.5倍、あるいは2倍以上にして返せばそれは、『美徳』になる。人に強制されるか、自分の意志でそう決めるかだけでも、随分と状況は変わってくる。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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