名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
例えばタクシーに乗っている人間を見かけたとしよう。彼は毎日のようにタクシーに乗っている。普通の人は、電車だ。満員電車にぎゅうぎゅう詰めになり、暑さと少しばかりの臭いに耐え、時には激しく電車に揺さぶられて、まるで電車のなすがままだ。
女性なら痴漢の心配をしなければならないかもしれない。男性も男性で、痴漢の冤罪で逮捕されるのはまっぴらごめんだ。痴漢の冤罪用の保険が出ると加入者の9割が男性だった事実があるが、とにかくそんなに苦労してリスクを背負ってまで、電車に乗らなければならない。それなのに、彼は悠々自適にタクシーに乗っている。それも毎日。かれこれ、彼を見かけて3年以上経つ。
腹立たしい! 金の無駄遣いだ!全く、どうして自分だけがこんな目に遭って、あいつは楽をしているんだ!人生、不公平だね!
しかしタクシーに乗っている彼は、実は4年前まで、満員電車に揺られ、同じような葛藤を覚えていたのだ。そして決意した。
俺もタクシーに乗れるような人生にしてやる!人一倍働いて、人一倍勉強して、人一倍稼いで、タクシーの中でゆっくりと読書をした方が、合理的だ!そういう行動を取れば良いんだ!
このまま心の中で愚痴を言っているだけでは、絶対に、永久に、状況が変わることはないんだ!
さて、本当に世の中は『不公平』なのだろうか。たとえそうだとしても、それに甘んじる人間と、それを打破しようとする人間に分かれる。そう考えると、『機会は平等に、処遇は公正に』行われているのかもしれない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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鍵山秀三郎『一見些細な「なんだそんなことか」というようなことに対しても、おろそかにしないで真剣に取り組んでみる。』 トマス・ホッブズ『人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。』 オウィディウス『墓に入るまでは、人間は幸福なりと称すべきにあらず。』