名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
古代ギリシャ三大悲劇詩人、ソフォクレスは言った。
ここに書いた、デール・カーネギーの名著『道は開ける』の一文を見てもらいたい。詳細はそちらに書いたが、ここにはその一部を記述する。
おわかりだろう。一つ一つを<交互に>考えることはできても、二つを同時に考えることはできないはずだ。これと同じことが、感情についても当てはまる。一方で、うきうきした気分で何かに夢中になっていながら、もう一方では、悩みの為に意気消沈するという二つの状態にまったく同時に身を置くことは出来ない。一つの感情は別の感情を追い払ってしまう。そして、この単純な発見によって軍の精神分析医たちは、大戦中にいろいろと奇跡をおこなってきた。将兵たちが戦場で衝撃的な体験を重ね、『神経症』と呼ばれる状態で戻ってくると、軍医たちは処方箋に『多忙にしておくこと』と書き込むのだった。
あるいは、世界的に著名なアメリカの細胞生物学者でありウィスコンシン大学医学部やスタンフォード大学医学部で教鞭をとるブルース・リプトン博士の著書、『思考のすごい力』にある事実は、実に衝撃的なものである。詳細は下記の記事に書いたが、
Dr.ヒルルク『この国におれが…桜を咲かせてみせる…!!!』
ここでは一部を記述する。
最初の治療で、メイソンは片方の腕に焦点を絞ることにした。少年を催眠状態に導き、この腕はイボが治って健康なピンクの肌になる、と暗示を与えた。一週間たって再びやってきたとき、治療を施した腕はかなり良好な状態になっていた。メイソンは喜び、少年を外科医のところに連れていった。だがそこで、メイソンは自分が医学上のミスを犯していたのを悟った。腕が治ったのを見て、外科医はびっくり仰天した。メイソンには伝えてなかったのだが、少年の腕はイボではなく、先天性魚麟癬(ぎょりんせん)という、命にかかわる遺伝病によるものだった。
この病気の症状を精神力『だけ』で治すことなど、とうてい不可能だと考えられていたのだが、メイソンと少年はそれをやってのけたのである。(中略)メイソンは、治療に対する確信の無さが失敗の原因だと考えた。少年を治療したときは悪性のイボだと思い込んでいて、必ず治せると自信満々だったのだが、そのあとの患者の治療にはそういう態度で臨む事が出来なかったという。
今回のテーマの文字通り、『思考のすごい力』には、驚嘆せざるを得ない。『治療』ではなく、『治癒』。これが重要なカギである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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