名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『摯実(しじつ)』とは、心がこもっていて真面目な様。『播く(まく)』は、種を蒔く、という意味。真面目に、誠実に、愚直に、真摯に自分と向き合い、人生と向き合い、時間と向き合うことは、刹那的ではなく、建設的な人生を計画することに等しい。場当たり的ではないのだ。場当たり的ではないから、『種を蒔く』という発想に辿り着く。
心を込めて、種を蒔く。そうすれば種は、どうなる。逆に言うと、心を込めない種は、どうなる。種とは、蒔く為だけに蒔くのではない。それを開花させる為に蒔くのだ。
経済学の父、ドラッカーは言う。
未来に、その種を刈り取れるかどうかはわからない。だが、『必ず刈り取る』という強い気概だけが、未来を切り拓くのだ。私など、刹那的な人生の代表とも言える時代を過ごした。その中で、蓄積されたものは、やはり何もないのだ。いや、厳密に言えば、遊びという遊びをやりつくし、道をこれでもかというぐらい逸れたわけで、そこに『経験』はあり、その経験が糧となり、ブレーキとなり、道標となって、今、私に道を逸らさせない様に働きかけていることを考えると、ある種、蓄積はされている。
しかし、ここでいう蓄積とそれとではまた次元が違うのであり、言うなればかつての刹那的な時代は『骨格』。それに比べて、人の道の上を歩き、知性を探求し、それを血として肉とする今は、『筋肉』の蓄積をしているイメージだ。どちらもなければ人として成り立たない。だから、かつての時代が無意味だったとは思わないし、言ったこともないが、しかし、骨だけの人間は、あまり人間には見えない。
あのままではやはり、建設的に生きる人生で象られる人間像には、一生太刀打ちできそうも無かった。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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