名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
1頭の羊と、100頭の狼。
1頭の狼と、?頭の羊。?頭だ。100頭ではない。つまり、1億頭でもいいとういことになる。言葉のマジックだ。1億頭も集まれば、弱き羊も、狼を100頭倒すことぐらいは出来る。突っ込めばいいのだ。
まあ、これはちょっと斜に構えた解釈だ。実際には、100頭同士でも、あるいはそれより少なくてもいいのだ。例えば、かの『赤壁の戦い(レッドクリフ)』で、天才軍師、諸葛亮孔明が見せた『草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)』。これは芸術的だった。ダメージを負うことなく、5万本の矢を敵から見事に盗んだのである。
『孫子の兵法』『風林火山』の極意を理解していなければ、それは出来ない。敵対する、曹操が率いる『魏(ぎ)』に対抗するために劉備の『蜀(しょく)』、孫権の『呉(ご)』にてそれぞれ軍師を務める、『呉』の周瑜、『蜀』の諸葛亮孔明の二人の天才策士は、『呉』と『蜀』、二国が合わさっても到底敵わない人数を誇る『魏』を返り討ちにする為、水面下でいかんなく実力を発揮していた。そしてその天才軍師の計らいも大きく手伝って、まさにナポレオンの言う通り、狼(強大な敵)に、羊(相対的に軟弱なチーム)が勝ったのである。
いくら鋭い剣を持っていても、それを使いこなす使い手の脇が甘ければ、何にもならない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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