名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『別にそれは女も同じだろ』ということになるが、男尊女卑の時代があったということを考えても、『仕事=男』と考えているだけで、ここで男と特定していることに、何か特別な意味はない可能性が高い。それは、『女は違うのだろうか』という疑問を考えた時に浮き彫りになる事実だ。男も女も関係なく、人間であれば誰でも同じだ。自分がやっている仕事が天職であり、他の職業と比べても恵まれていて、あるいは崇高な理念があり、命を燃やすだけの価値があるものだと、思い込みたい。
単純に、そうじゃなきゃやってられない、ということも理由の一つだ。そこにあるのは自分のこのたった一つの命に対する自己愛である。心の底では、自分が、より華やかだと思うステージがあることを知っているが、そこで活躍することは出来ない現実とのギャップを考えた時、心を虚無の闇が覆う。
だが、『あえてこれをやっているのだ』というシナリオにすれば、その虚無の闇が晴れていくことを実感するのだ。それは、『結婚相手』を考える時も、同じことが言えるだろう。(あえてこの人を選んだんだ)というシナリオがあれば、たとえその他のシナリオが頭をよぎっても、自分の心が揺らぐことを制御することができる。
この様な人間の仕組みが、良い方向に傾くこともあれば、悪い方向に傾くこともある。前者は精神安定の方向であり、後者は美化・正当化・隠蔽・捏造の方向だ。
小林秀雄は言った。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
スタンダール『幸福がこの上なく大きい場合には微笑と涙が生まれる。』 ショーペン・ハウエル『ときにはぼんやりと時間を潰すことがあっても、ほとんど丸一日を多読に費やす勤勉な人間は、次第に自分でものを考える力を失っていく。』 伊藤仁斎『我よく人を愛すれば、人また我を愛す。』