名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
この記事で書いたが、この世には『アンテナ』が多く設置されていて、『カミオカンデ』の設置数は極めて少ない。つまりそれはP・ハイゼの言う『絵本と原文』の背景にあるジレンマである。
これは全て『絵本』の概念だ。つまり『インフォメーション』。そして『原文』の概念とは、『インテリジェンス』である。真理がどうとか、宇宙がどうとか、感染症、疫病、貧困、格差、宗教、身分差別、戦争、テロ、これらの問題に『蓋』をして、見栄えの良いわかりやすい景色だけを見て生きる。この世は、そんな綺麗な景色だけが見える、綺麗な情報だけが入ってくる『アンテナ』を設置して生きながらえる人間で、溢れている。
『カミオカンデ』を設置したら、脅威だ。人生が脅かされる。だから別にそれは設置しない。見たくないし、聞きたくないし、解決できないし。そういう『インテリジェンス(知性)』は、自分には無いし。正直、私も見たくないし、聞きたくない。しかし、それでは『人間を直視』することにならないというのなら、『人生から目を逸らす』ということになるというのなら、私は『カミオカンデ』を、設置したいと考える。最後には死ぬのだ。いや、だからこそ、人間は綺麗な景色を見て、死にたい。
実は、人間の脳が、命尽きる最後の瞬間まで機能する能力は、『綺麗だな』と思う能力なのだという。原文を見ないことは、確かにこの世の美化・正当化なのかもしれない。しかし、『地獄』に光を照らし、この世を『美化』出来る人間は、まるで芸術家、アーティストだ。
『ジャンクアート』とは、捨てられたゴミを使ってアートを創る、芸術方法の一つである。我々の人生で見て見ぬフリをしたい『ゴミ』、目を覆いたくなるような『闇』、それを『美化』して、創り上げ、感動しようとする人間には、『意地』があるのかもしれない。この虚しい人生を、『尊い人生だった』と思って死ぬための、それは『意志』なのかもしれない。
ドイツの小説家、ジャン・パウルは言った。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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