名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『人間の感情は、活動に自由がなければ、どうしても他人を怨望することになるのです。因果応報として明らかなのは、麦を蒔けば麦が生えるというようなものです。』
例えばイチローは、小学生の頃から野球漬けの毎日を送っていた。
と言ったが、そこにも書いたイチローの、小学校の卒業文集にはこうある。
ぼくは3才の時から練習を始めています。3才~7才までは、半年位やっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は、はげしい練習をやっています。だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時間~6時間の間です。そんなに練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
イチローは私が『習い事』をしていた時間ほどしか、『友人と遊ぶ』時間に費やしていなかった。イチローにとっては『友人と遊ぶことが習い事』のような感覚、つまり、『野球が本道』で『それ以外は脇道』だったのである。それがハッキリとわかっていれば、他人を『怨望(恨みを抱く)』ことはない。
だが、無理矢理『自分が脇道だと思っている道』を歩かされるとなると、その強要した人間や、脇道を自由奔放に歩き回っている他人を見て、怨望するだろう。よく、『時間が無い』という人間がいるがイギリスの博愛主義者、チャールズ・バクストンが言ったように、
時間など最初から無いし、最初から、有る。野球をやっているイチローは『野球をやる時間はたっぷりあった』し、『遊ぶ時間はなかった』。だがイチローは、『野球が本道』だと自覚している為、野球をやっているときに、(時間がない)などという感想を抱くことは無い。そういう感想を抱く人は往々にして、
(俺(私)は今、脇道を歩いて、道草を食っている)
と考えているのだ。だがその『思い抱いている脇道』が、実は『本道』だったならどうだろうか。その道を歩くことは常に投資であり、投資は『道草を食う』と表現するに相応しくない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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