名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
ふと木を見た時、それはそれは立派な木がそこにあったとする。しかしその木は最初から、そういう圧倒するような立派な木だったのだろうか。それとも、最初はほんの小さな種子から始まったのだろうか。
フランクリン・ルーズベルトはこうも言い、
ベンジャミン・フランクリンも、ピタリ同じことを言っている。
昨日があったから、今日がある。
今日があるから、明日があるのだ。
下の写真は、私が実際に屋久島に行って撮ったものだ。
『縄文杉』。屋久島の山を4時間ほどかけて登山したところにある、樹齢3000年とも、7000年とも言われている、屋久杉である。私はこれをこの目で見た時、自分の人生の小ささを知った。今まで私だって、それはそれは波乱万丈な人生を送ったつもりだった。しかしこの縄文杉は、一体どれほどの人間がそうしたドラマを繰り広げては、終え、という時間を、ここで一緒に過ごしていたのだろうか。
屋久島独特の天候による影響で、屋久杉の特徴は、木の『上部』がない。台風ですべて折れてしまうのだ。当時あったこの『翁杉(おうきすぎ)』なんかも、今はもう折れてしまったという。
何度こういう試練を乗り越えて来ただろうか。雨が降っては晴れ、台風が来ては、また晴れて。計り知れないほどの波乱万丈な日々を潜り抜け、木々たちはここにこうして、今でも息をしているのだ。
ここにある長寿の木々は、もはや『木』という概念を超えている、違う生命体の様に見えた。彼ら、彼女らは、ただひっそりとあそこで息をして、そして人間が生きる為に必要な『酸素』を、作り続けてくれていたのだ。
自分がこの人生で、どれだけのことをやっただろうか。
自分はこの人生で、どれだけのことが出来るだろうか。
まだだ。
まだ、生きている。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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